バッチファイル実行時のログファイル出力の方法を紹介します。
初心者の方でもわかるようにできるだけ細かく説明を行います。
前提として拡張子がbatのファイルは、「ダブルクリック」「右クリック→開く」「右クリック→管理者として実行」を選択した場合に処理が実行されます。
編集する場合は、右クリック→編集から作業を行ってください。
処理が実行されてしまうので、間違えてダブルクリックをしないように注意してください。
ログ上書き出力(新規出力)
ログファイルを常に上書きする書き方です。
処理の後に「>」とファイル名を指定することでログを出力できます。
echo 常に上書き > test.log
バッチファイルが保存されているフォルダにログファイルが出力されます。
(test.batをダブルクリック)
バッチファイルを実行すると同じフォルダにログファイルが出力されます。
ログ上書き出力を2回実行した場合
続いて、上書きのログ出力を2回実行してみます。
echo 常に上書き > test.log
echo 2回目実行 > test.log
上書きとなるため、「常に上書き」の文字は残らず「2回目実行」のみ出力されます。
(出力フォルダの画像は1回実行の時と同じになるため省略しています。)
ログ追記出力
ログファイルを追記する書き方です。
処理の後に「>>」とファイル名を指定することでログを出力できます。
echo ログファイル追記 >> test.log
1つ前で出力したtest.logファイルに追記してみます。
「2回目実行」の次の行に「ログファイル追記」が追加されています。
次の記事では、他のパターンのログ出力方法をご紹介します。